中心セル に向かって
■ 思考の技術とは「問い」の技術
「優れた問いは 答えを半分引き出す」と言われる。
まったく その通りで
優れた問いを発見したときには 名答が生まれる。
考えてみれば
思考の技術とは 問いをつくる技術であることが分かる。
そして
「問い」となれば 誰にも負けないのがマンダラだ。
マンダラ遣いとは 何あろう
<問い遣い>に ほかならない。
それに気づくことが マンダラ遣いになる早道 コツだ。
■ マンダラートとは 中心セルを開くこと
もし あなたが マンダラートは難しい と思っているなら
それは とんだ大間違いだ。
世の中には あまたの「手法」や「技法」があるけれど
マンダラートほど 簡単明快な手法はない。
なぜなら 中心セルに書いたことを
周辺セルの8つに 展開してみるだけ だからだ。
だから 小学生だって 使えるし
いや 小学生のほうが 先入観などがないだけ 自然に使いこなす。
そして何よりも 使って簡単なくせに 使ってビックリな 効果を出す。
何と言っても アタマが動いて 周辺セルが埋まっていくのだ!
8つのセルを埋めたときの満足感は 他の手法にはない。
何と言おうが 8つの周辺セルが 埋まっているのだから。
もし埋めきれない場合でも あとイクツ埋めればいいかが見えるから
もう一息だ あと1つだ と 自らを励ますことが出来る。
8つで足りない場合は どうするか って?
心配無用 並列マンダラでどんどん出せばいい。
が 出した後で8つに絞り込んだ方がいい。
その方が マンダを見い出すことがラクになるからだ。
考えるということのゴールは マンダを見つけることなんだ。
あなたは そのこと(考えるテーマ)のマンダを見つけたくて
考え始めたはずだ。
この場合のマンダとは 一番いい解決法ということだ。
考えたからには 一番いい答えを見つけ出したいじゃないか。
ならば 一番いい答えかどうかは どこで分かるのか?
■ 答えを決めているのは あなた なのだ!
マンダラを開いて どんな答えが出ればいいのか?
気づいているかどうか
私たちは というか 私たちの脳は
どんな答えが出るかを 考えるときには 分かっているのだ。
ほぼ こんなことになるだろう という「予測」を持っている。
私たちの行動は すべて「予測」に基づいている。
脳の最大の機能は この「予測」だ と言っていい。
こうすれば こうなる。
今の状況の後には このような状況になるだろう。
こうした「予測」を基にして 私たちは 行動しているのだ。
思考も この例から外れていない。
こう考えれば こうなるだろう という「予測」が立っていて 考えるのだ。
つまり あなたが 何かを考えるときには
あなたが この程度まで「考えよう」という「予測」に合わせて考える。
そして 「この程度」は 人によって違ってくる。
まあまあの答えが出れば いいか と思う人と
これまで誰も気づかなかったような答えを出したい と思う人との間に
どんな違いが生まれるか 言わなくても分かるだろう。
つまり 答えは あなたが決めている。
■ 自分は どんな予測をしているのか?
ということで
「優れた問いを発見したときには 名答が生まれる」
という最初の問いは
自分自身への問いだ と解った。
そして その自分への問いの 最初は
「自分は どの程度の答えを出そうとしているのか?」 だ。
マンダラの中心セルがある。
そこには 考えるべきテーマが載っている としよう。
さあ この中心を どう展開していくか という その前に
この問いを出してみるのだ。
今は そんなことをしている暇はない と言うかも知れない。
しかし これまで述べてきたように
この「ひと手間」を使うかどうかで 答えに大きな差がうまれるとしたら
これは重要な問いになってくる。
中心セルに向き合ったら まずは自分に問うべき言葉
iMandalArt の ART の2のマンダラが その問いのサンプルだ。
■ 意外に重要なのが 「誰のために考えるのか?」
「何のために考えるのか?」 という問いは素直にうなづける。
しかし 誰のために? は 少し意外かもしれない。
けれども人間の行為には この「誰のため?」が意外にチカラを持つ。
例えば あなたが (ビジネスで)何かの企画を考えなければならないとしよう。
それは 誰のために考えることなのか?
上司の 課長? 部長? のため なのか?
会社のため なのか?
社長のため なのか?
自分のため なのか?
自分のいるセクションのため なのか?
お客さまのため なのか?
販売者のため なのか?
国家のため 世界のため なのか?
考えれば いくつもの「人影」が ちらつくだろう。
だから マンダラ。
8人までなら大丈夫だから 書いてみよう。
もちろん 書いたセルは展開できるから
もし この人のためというなら どうしてあげたいのかを書いてみる。
こうして書いた「誰か」の満足を得るため
という答えのレベル(どの程度かという程度)が明らかになってくる。
これが あなたのミッションなのだ と解る。
それに応えようとするなら 全力を挙げなければならないではないか。
創造性とは こうして発揮されるのです。





